4年間で痛感した、宇土市の限界。
人口減少、公共施設更新の年約15.5億円不足、前例踏襲の縦割り行政。15定例会で約77問を問い続ける中で痛感したのは、「誰かの責任や対症療法の思いつきでは、この構造的な危機は乗り越えられない」という現実でした。
宇土市議会議員UTO OS / CITIZEN'S GUIDE
高額なITシステムを購入する話ではありません。4年間の議員活動の中で直面した宇土市のリアルな壁に、自身の専門性であるIT(AI)の知見を掛け合わせ、人口減少下でも豊かに暮らし続けるために体系化した「まちづくりの基本設計(OS)」です。
ページ最終更新:2026年9月18日
UTO OS GENESIS / 誕生の背景
4年間・15定例会の議場で向き合い続けた「宇土の厳しい現実」に、自身の専門分野である「IT(AI)の思考法」を掛け合わせ、まちを持続可能にするために作り出した思想です。
人口減少、公共施設更新の年約15.5億円不足、前例踏襲の縦割り行政。15定例会で約77問を問い続ける中で痛感したのは、「誰かの責任や対症療法の思いつきでは、この構造的な危機は乗り越えられない」という現実でした。
私の専門はIT・AIです。ITの世界では、問題が起きたとき精神論で個人を責めず、情報をつなぐ「仕組み(OS)」を再設計します。属人化を排し、散らばったデータを結び、誰もが同じ前提で判断できる土台をつくる思考法です。
「宇土OS」は高額なITソフトを購入する話ではありません。市民・議会・市役所が同じ客観データと現場の実感を共有し、限られた予算で何を守るべきかを市民とともに納得して選び続けるための「まちづくりの基本思想・設計図」です。
IN PLAIN WORDS
スマホでは、ひとつのOS(基本ソフト)があるからこそ、地図・連絡・カメラなどの各種アプリが迷わず動きます。まちづくりも同じです。部署ごとにバラバラな情報や前例踏襲の判断をひとつにつなぎ、市全体を見て賢く選べる「判断の土台」が必要です。
宇土OS= 情報をつなぐ+ 市民の声を聞く+ 動いた結果を確かめる
支出がバラバラのメモでは、何を優先すべきか決められません。全体を見えるようにして、どこを見直し、何を守るか考えます。
目指す未来と、いまの人口・財政・施設の状態を確かめ、市民と一緒に進む道を選びます。
WHY NOW
勘や前例だけに頼った市政運営では乗り越えられない、人口減少と財政の厳しい現実があります。
人口は構造的に減少。支え手となる現役世代が減る中でのサービス維持が問われます。
学校、公民館、道路、上下水道が一斉に更新期を迎え、すべてを現状維持することは困難です。
公共施設の更新に年約15.5億円の財源不足(R6・40年平均ベース試算)。聖域なき見直しが必要です。
部署ごとの縦割りと「これまで通り」では、複雑化する市民の困りごとを解決できません。
THREE PRINCIPLES
うまく進まない原因を個人の努力不足にせず、部署の分かれ方や仕事の流れ、判断のルールそのものから整えます。
人口、財政、施設、市民の声をバラバラに扱わず、一つのテーブルに並べることで、本当に優先すべき選択肢が見えてきます。
役所の都合や前例ではなく、市民が必要な制度を実際に探せるか、納得できるかという目線で使いやすい仕組みをつくります。
WHO BENEFITS
制度がどこにあるか分かりにくい
→必要な制度や支援がすぐに探せる市のお金の使い道が見えにくい
→財政や公共施設の不足(年約15.5億円)が客観的に見える届けた声がどうなったか分からない
→声が議会での提案になり、行政の具体的な動きとして届くCURRENT STATUS
数字によって公表された時期が異なるため、それぞれの基準日と出典を示しています。
FACILITY GAP ESTIMATE
宇土市公共施設等総合管理計画(令和6年・40年平均ベース試算)に基づき、年平均の更新費用に対し、過去の投資的経費の実績との間に年約15.5億円のギャップが生じると試算されています。
宇土市公共施設等総合管理計画(令和6年・40年間平均ベースの試算)出典を見るFIVE RESPONSES
一つの方法だけで差は埋まりません。支出の見直し、教育環境、地域の収入、地域運営、外部財源を、一つの設計図の上で考えます。
利用状況や更新費用を見ながら、建物を残すことだけでなく、必要なサービスをどう残すか考えます。
学校の規模や施設のあり方を決めつけず、教育の質、通学、地域との関係を市民と一緒に検討します。
農水産物、商品、技術、観光を地域商社の仕組みでつなぎ、売上と仕事が宇土に戻る流れをつくります。
地域運営組織(RMO)など、地域が主体となって施設や活動を支えられる方法と、行政の支援を考えます。
国や県の支援制度を継続して確認し、条件や将来負担も確かめたうえで、使える財源を活用します。
CONNECTED VIEW
人口、市の財政、公共施設を別々に見るだけでは、必要なサービスを将来どう守るか判断できません。
ANALYSIS AREAS
人口の合計だけでなく、子ども、働く世代、高齢者の人数や、世帯数、地区ごとの変化を見ます。
政策上の論点人口を増やす取組とともに、人口が減っても必要なサービスを続けられる仕組みが必要です。
市の借入金には、災害からの復旧に使うものや、返済の一部を国が支えるものがあります。残高だけで判断せず、借りた目的や、市が実際に負担する金額を分けて見る必要があります。
政策上の論点借入金の残高だけでなく、将来も必要な事業を選べる余裕があるか確認します。
建物を修理・更新する費用だけでなく、そこで提供しているサービスを次の世代へどう残すか考えます。
政策上の論点建物を残すかだけでなく、必要なサービスをどのような形で残すか考える必要があります。
人口減少による料金収入の変化、施設の老朽化、地震への備え、大雨の排水対策、近隣自治体との共同運営を長い期間で考えます。
政策上の論点料金の値上げが決まったわけではありません。将来も上下水道を使い続けるために、必要な料金や運営方法を検討する段階です。
AIやデジタル技術を活用し、部署をまたいで仕事を見直します。職員が書類作業に追われず、市民への相談対応や支援に時間を使える市役所を目指します。
政策上の論点デジタル化の目的は、職員を減らすことではありません。職員が相談対応など、人にしかできない仕事に集中するためです。
見るデータ
議員の人数や議会にかかる費用だけでなく、一般質問、委員会での審査、市への提案、情報公開が十分に機能しているか考えます。
政策上の論点発言回数だけで判断せず、市民の声を市政へ届け、市の仕事を確認する役割を果たしているか考えます。
見るデータ
DATA × VOICE
市が公表する数字で変化を確かめ、市民の声から日々の困りごとを知る。多くの声に共通する課題を整理し、政策づくりに生かします。
DATA TO POLICY
人口や財政の客観的なデータを見つめる
市民の困りごとや現場の違和感を深く聴く
データと現場の声から、確かな政策を組み立てる
議場での質問を通じ、市へ求め行政を行動へ導く
動いた成果や残る課題を、市民とオープンに検証する
一度で終わらせず、より良い仕組みへ磨き続ける
QUESTIONS & ANSWERS
いいえ。高額なパッケージシステムやアプリを購入することが本体ではありません。「宇土OS」は、土黒功司が4年間の議員経験と自身のIT(AI)の専門性をもとに、宇土市の厳しい現実(人口減少・施設更新不足・縦割り)を解決するために構築した「考え方と思想の枠組み」です。既存のオープンデータや市民の声をつなぎ、お金をかけずに市政の判断の質と透明性を高めることを目指しています。
いいえ。市の一般会計で毎年発生している赤字や確定した請求額ではありません。市内の公共施設やインフラを今後40年間維持・更新するために必要な費用と、これまでの投資実績を比較した試算上の年平均不足額(R6・40年平均ベース)です。
安全性と透明性が大前提です。市民のプライバシーを守る適切なデータ管理を行い、個人の情報を無断で収集・公開するものではありません。
制度を探しやすくする、市のお金や施設の状況を分かりやすくする、市民の声がその後どう扱われたかを伝える、といった暮らしの実感につながる変化を目指します。
決定事項ではありません。費用だけで結論を出さず、サービスの必要性、教育の質、通学、地域への影響、ほかの選択肢を示し、市民と話し合うことが前提です。
DETAILED DATA
DATA SOURCES
掲載している数字について、いつの数字か、どの資料を根拠にしたかを明記します。
2026年4月30日現在
宇土市の人口と世帯数更新予定:市の人口公表更新時に確認計画目標年:2026年
2060年将来展望
令和5年度末
財政状況報告書の公表ページ更新予定:新しい年度末残高を市の公表資料で確認後に更新2026年3月策定
40年間の更新費用を、直近5年間の投資的経費と比較した試算。現在の予算額・確定した赤字額ではありません。更新予定:計画改訂または新たな試算公表時に更新公表計画